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被災後、初めての生徒が一堂に会した場であいさつをする日本航空学園の梅沢重雄理事長=2024年4月22日、東京都青梅市
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 能登半島地震で被災した日本航空高校石川(石川県輪島市)が22日、避難先の東京都青梅市の元大学キャンパスで震災以来、初めて対面による新学期をスタートさせた。敷地内にできた仮設宿舎への入寮を済ませた生徒たちは、友人らと近況を報告し合い、新たな場所での学校生活に胸をふくらませた。

 同高では輪島市の校舎や寮が使えなくなり、オンライン授業が続いてきた。そこで運営する日本航空学園(山梨県甲斐市)は、閉鎖状態だった大学キャンパスの土地と建物の無償提供を受け、校舎の整備とともに、東日本大震災で使われた仮設住宅を取り寄せて寮生の宿舎を建てた。

 今年度、青梅で学ぶのは3学…

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